2020年6月14日

NPO運営者に知ってほしい、会計のいろは

「NPOの会計ってなんでこんなに面倒なん?」
「数字が苦手で、これで会計ができてるかわからない!」
「やらなくてはと思うけど、忙しくて後回しになっている…」

このように感じているNPO運営者の方は多いのではないでしょうか?

— — —

私も初のGift決算時に、ため息出るほど、大変で、面倒で作らなくてはいけない書類も多くて、ほんとに嫌になりました。事業費と管理費に分け、事業ごとに分類し、収益事業と非収益事業を分けて考えなくてはならなりません。また、助成金などをもらっている場合、それに対する報告も必要で、気が遠くなりますね。

当時、このことを誰に聞いたら良いかわからず、自分で勉強を始めました。会計を仕事にしていたこともあり、NPO会計を本格的にマスターしよう思いましたが、意外と専門書も少なく、NPO会計に関する専門的な講座などもあまりないことに気が付きました。

10年以上会計を仕事にしている私にとっても複雑なNPO会計ですから、会計に馴染みのない方にとってはできれば避けたいものかと思います。本来、社会に貢献しようと立ち上がったNPOの人たちが会計で苦労している様子を見て、私にできることを模索してきました。

最近は会計や資金調達などの相談も受けており、団体さんの会計処理や活動報告書などをチェックさせていただいたりしています。そうする中で、NPO会計の業務効率を改善できることや気をつけたほうが良いことなども見えてきました。

この相談業務の経験と会計事務所での経験とノウハウを活かして、NPOを運営する人たちに対して少しでも会計の意味が理解でき、好きになれるような講座の企画を始めました。

「スッキリとわかった!」
「あっ、それ無駄なんですか!?」
「会計見るのが楽しくなりました!」

そんな風に声をいただくことも多いです。今後毎週開催予定ですので、今回都合が合わない方は次回以降お申し込みください。また、お近くに会計で困っているNPOの方がいらっしゃいましたら、ぜひシェアしていただけたら幸いです。

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【詳細】

日時:7月5日(日)午前10時〜12時

内容
1.複雑怪奇なNPO会計
2.会計はなぜ必要なのか
3.会計は組織の健康診断
4.なぜ、NPOはお金がないのか?
5.もし、お金があれば何ができる?

参加費:無料(背景を下に書かせていただいています。)

会場:オンライン開催
※ビデオ通話アプリ「zoom」を使用予定です。参加するためのURLなどは申し込みいただいた方にお送りさせていただきます。

申込:こちらの申し込みフォームよりお申し込みください。
ご希望の日時を入れていただけたら調整させていただきます。
https://55auto.biz/qowproject/touroku/sp/entryform10.htm

担当講師:小山真由美(須黒税務会計事務所)
税理士試験科目合格
保有資格:タックスプランナー
国立大学事務、パソコンインストラクター、情報処理会社での業務管理を経て、現在は会計事務所に勤務。サービス業中心のクライアントに対し、会計監査、経営相談などを行う。個人で任意団体を立ち上げ、学生と社会人向けに「働く楽しさ」を知る機会を提供したいと場作りを行ってきた。特例認定NPO法人Giftの代表として募金箱事業、助成金事業、NPO等の会計相談などを4年間行っている。

▼会計を仕事にしてきた私の想い
会計事務所の職員として、また、NPO法人Giftの代表として人と関わる際に大事にしているのは、その人がやりたいと思っていることに、その人自身が最大の力を発揮できるようにサポートしていきたいということです。やりたいことに集中するためにもお金の心配を取り除くことはとても大事なことだと思っています。この講座が、みなさんの夢を実現するための一歩となりますように。

▼本講座の参加費について
今回の講座はNPO運営者の方々が少しでも会計の煩わしさから開放され、団体のミッションを果たすことに集中できたらいいなと想い、開催しております。この講座をきっかけにみなさんの活動における課題解決が進み、社会に希望が広がることが私たちの願いです。

その上で、もし、今回の私たちの講座に価値を感じていただけたら参加費を払う代わりに、次の『いずれか』にご協力いただければ幸いです。

1、財務の透明化を進め、健全な事業運営に向けて行動を始める
2、寄付を集めることを検討し、寄付者の満足度にも注意を払う
3、Giftがより多くの団体にこの講座をはじめとした様々な価値を届けることを支援する
→講座の広報協力やGiftに寄付していただくなど。

設立当初から一人ひとりの『Gift』が循環することにより、より多くの人が喜びを分かち合える社会をつくりたいと願い、活動してきました。みなさん自身が成果をあげることや団体が成長することも社会への『Gift』ですし、みなさんが持っている資源を私たちに分けていただくことも『Gift』です。

私たちと一緒に『Gift』が循環する社会を創りませんか?
ー 特例認定NPO法人 Gift 一同

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