2025年11月活動報告


(写真は、9日に開催された大人の本気の発表会で、キッカケラジオの公開収録をしたものです!)

認定NPO法人Gift 11月の活動報告です。
今月も、会計・法人設立・助成金のご相談をいただく機会が増え、Giftがご一緒できる領域が少しずつ広がってきました。
その一部をご紹介します。
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🎫 今月のGiftトピックス
今月も定期的な会計サポートに加え、新たに以下のようなご相談・ご依頼がありました。また、イベントなどにも参加させていただいています。
•毎月の継続サポートを行っている団体の代表の方から、「毎月のミーティングで元気をもらっています!」という言葉をいただきました。私も、頑張っているNPOの方とお話しすることで元気をいただいています✨
•11月9日には、NPO法人ゆるん主催の「大人の本気の発表会」また、22日はNPO法人りじょぶ大阪主催の「まるっと文化祭」に参加しました。イベントに参加することで団体の活動をより身近で感じることができるので、時間が許せば参加したいと思っています。
•新規のご紹介やご相談が増えています。設立や、会計相談、また認定化の相談など、多岐にわたる内容でご連絡をいただいています。
•15日には、理事メンバー及び事務局メンバーで、少し早い忘年会を行いました。

会計や法人のかたちのご相談を通じて、「活動の想い」と「お金・制度面」を両輪で支える役割を、少しずつ担わせていただいています。
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🌱 助成金申請、認定に関するセミナー開催
助成金や認定に関するご相談・申請のサポートも進んでいます。
•助成金申請サポート2件
•10月末で認定NPOになった、CAIT SITHさんの内部研修として、「認定NPOについて」というテーマでお話しさせていただきました。
助成金は「事業を前に進める力」であると同時に、報告や体制づくりの負担も伴います。Giftとしても、無理なく続けられるかたちを一緒に探りながら伴走しています。
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📝 情報発信・記事まわり
情報発信や専門家との対話も、少しずつ育ってきました。
•4月に法人設立のサポートをさせていただいた、「later on」のインタビュー記事が進んでいます。12月末のリリースを目標に準備を進めています。
•先月から活動報告を掲載させていただくことにしたところ、数名の方から、「様子がわかっていいですね!」と言っていただきました。継続できるように頑張っていきます。
「記事を書く」「発信する」ことが、新しいパートナーとの出会いや、次の相談につながっていることを実感しています。
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🎓 助成金サミットの企画
理事長・小山が理事を務める「エコネット近畿」と共催で、「助成金サミット」の企画も進んでいます。
•助成金を利用する団体向けの説明会というよりも、助成財団どうしが意見交換を行う「学びと対話の場」として位置づけています。
•とくに「若い世代」や「まだ助成金をあまり活用できていない層」に光を当てたいと考えており、そうした方々をゲストに迎え、京都で2日間の開催を予定しています。
助成金を「お金の話」だけで終わらせるのではなく、社会の変化や人の成長とどうつなげていくのかを、一緒に考える機会にしていきたいと思います。
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休眠預金とGiftのこれからの働き方
今月のミーティングでは、「休眠預金をどうするか?」についても話し合いました。
•申請を進めることも検討しましたが、
 o事業ボリュームが変わっても、事務作業はあまり減らないこと
 o他団体の会計サポートの経験から、報告作業の負担が大きいこと
 o「個人として自由な働き方を大事にしたい」という想い
などを踏まえ、いったん申請は見送ることにしました。
•他団体の申請に「コンソーシアム」というかたちで関わる可能性は残しつつ、ロジックモデルやインパクト評価は、その団体が主体となって進めるかたちが良さそう、という結論になりました。

一方で、Giftに月額でサポート料を支払ってくださる団体の多くは、予算規模も大きくなってきています。
「Giftを中心とした小さな経済圏」が少しずつ育ってきている実感もあり、これからは休眠預金で時間を埋めるより、
•マンスリーサポーター向けの交流会
•関係者同士のつながりを育てる場づくり
など、「関係性やネットワーク」から新しい機会を生み出していく方向性を大切にしたいと考えています。
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遺贈寄付という新しい選択肢
もうひとつ、今月たくさん話題にのぼったのが「遺贈寄付」です。
•報告書やチラシの中で、遺贈寄付についての案内を少しずつ増やしていくこと
•税制優遇なども含めた、遺贈寄付に関するセミナーの可能性
などを、関係者と一緒に検討し始めました。
相続に関心のある方に向けて発信する際、どうしても「損をしないように」「備えをしっかり」という“危機感ベース”の話になりがちです。
Giftとしては、遺贈寄付を「人生の締めくくりに、自分の想いを社会に託す、前向きな選択」として伝えていけたらと考えています。
•NPOの事業が「おもしろい」「応援したい」と感じられるとき
•自分の身体は動かせなくても、お金なら託せると感じたとき
そんな瞬間に、「遺贈寄付」という選択肢がそっと隣に置いてあるような状態を目指していきたいと思います。
寄付がもたらした変化を、一緒に喜べること。
その“体験”こそが、Giftがお届けしたい価値のひとつです。
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おわりに
11月も、多くのご相談や出会いを通じて、
「人と人」「想いと社会」をつなぐ役割を改めて感じるひと月となりました。
これからも、
学びやノウハウだけでなく、
関係性やネットワークそのものを育てていくことを大切にしながら、
一歩ずつ活動を続けていきます。
引き続き、あたたかく見守っていただければ幸いです。

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