2020年5月29日

Giftとは

Issue     :「何に使われているかわからない。」そんな不信感でNPOと寄付の価値が落ちている。

Mission:『分かち合う喜び』が広がる社会をともにつくる

Vision   :人の想いが詰まった『Gift』が循環する社会になっている

 

 

– 私たちの活動 –

募金箱を見かけた時に「何に使われているかわからない」「寄付したけどあれからどうなった?」と少し不信感を感じたことが一度はあると思います。私たちは寄付をすることの本当の楽しさや喜びをより多くの人に体験してもらい、寄付にまつわる不信感が少しでも拭えたらと思い、活動をしています。私たちはこの活動を「寄付体験をデザインすること」と考えています。

チャリティランナー座談会

 

 

Qestion 寄付体験をデザインするって何をするの?

寄付を体験するためには二つの立場が必要です。寄付をする人と寄付をいただく人。それぞれがあともう少し工夫するだけでどちらも今まで以上に嬉しい体験になります。その「もう少しの工夫」をみなさんにご提案していくことが私たちGiftの活動です。対象は下の図のように主にNPOさんと一般の市民のみなさんを想定していますが、寄付を受ける側には大学や財団のみなさんにもご提案させていただきますし、寄付をする側は個人のみなさんだけでなく、企業や投資家のみなさんも歓迎しています。

 

▼寄付をいただく人にする4つの提案

  1. 財務情報を整理し、可視化する。
  2. 団体の生み出す価値を定義し、言語化する。
  3. 団体の生み出す価値を共有し、コミュニティを創る
  4. 団体のコミュニティからチームでファンドレイジングを行う

▶︎1・2の提案について

寄付をする人にとって「何に使われているかわからない」という不信感を払拭する上で2つのことが重要だと思います。一つは文字通り何に使っているのか財務面と事業計画の両面で見せていくことが重要です。もう一つは「なぜその活動に価値があるのか?」をしっかり伝えることです。あなたも価値があると思えない活動に「なんでそんなことするの?」と聞いたことがあるかもしれません。何に使っているかを示しつつ、その使った結果に納得していただけて初めて寄付してみようと思えるものだと思います。

▶︎3・4の提案について

次に寄付をした後の人にとって、「今どうなっているのか?」が知りたいポイントだと思います。そこで寄付をした人と継続的にコミュニケーションを取れる関係性を築く必要があります。それが、3のコミュニティをつくるところです。寄付をした人も一緒に社会を変えていく仲間です。そんな仲間と継続的にコミュニケーションをとることで寄付者のみなさんと達成感を共有していきましょう。一緒に喜びをわかちあえるのも寄付の醍醐味です。

最後の4番はさらに「一緒に社会を変えていく」ところに寄付者のみなさんを巻き込んでいきましょう。コミュニティの中でイベントや広報などみんなでNPOさんの活動の価値を発信したり、共有していく機会を広げて行きましょう。実際に寄付をした団体さんの活動に参加させてもらったり、お手伝いさせてもらえた時に「あぁ、こういう形で自分の寄付が役に立っているんだ」と感じる瞬間があることもありますし、「こんなにいろんな人に喜んでもらえているのか。」と実感していただく機会になります。ぜひ、寄付に止まらず現場に足を運んでもらったり、関係者と接点を持ってもらいましょう。

   

 

▶︎寄付をする人にする提案

寄付をするみなさんには積極的に社会と関わることについてご提案しています。それはボランティアの現場に行ってみたり、NPOさんの説明会などに参加してみることです。例えば、電話リレーサービスや高次脳機能障害という言葉を聞いたことがありますか? いずれもこれまでに私たちが関わってきたNPOさんが取り組む課題やその解決のためのアプローチですが、意外と知られていません。私たちもそうでした。しかし、見えにくい問題に身近なところで大切なひとが直面していることも珍しくありません。私たちもこれまで対話の企画を中心にそれらの社会課題について啓発する機会を何度も設けてきました。

社会課題を少し知る。あるいはそんな課題の解決に取り組む人と話してみる。そんなちょっとした出会いがあなたの寄付体験を豊かなものにします。寄付をするという行為は本来喜びに満ちていると思っています。それがニュースなどで流れる悪質な事件によってその喜びを味わえないのはとても残念なことです。ご自身の目で見て、確かめて、信頼できるNPOを見つけられたら、是非一度、寄付をしてみてください。

 

人々の「Gift」が循環する社会を創造する - 私たちの想い –

ここまで私たちの活動の概要についてお伝えしてきました。最後に私たちの想いを聞いてください。団体名のGiftというのは人の想いが乗った有形無形のモノです。寄付というのもお金に限らず、場所や物品などの寄付もよくあることです。また、最近ではボランティア活動もスキルや時間を寄付するというような言い方もされるようになってきました。

私たちは、そんなGiftが循環する社会をイメージしています。まるで、「自分が受けた恩を、他の人にも送る」恩送りが続いていくかのような人と人との関わり方があります。そして、できればそんな関わり合いが義務ではなくて、「嬉しい!」、「楽しい!」という前向きなエネルギーが連鎖していくものだったらいいなぁと思い描いています。

そんな恩送りのようにGiftが循環する社会をつくっていく、私たちの挑戦を共にしてくだされば幸いです。

Giftアイコン

 

 

 

ー特例認定NPO法人 Gift 一同

 


Message – 代表挨拶 –

【代表小山の想い】

小山

父の不幸

創業メンバーの「寄付で社会を変えたい!」という想いに共感し、私小山もGiftに参画しました。その後代表としてGiftを継続してこられたのは、私自身「お金がないことで何かを諦めるようなことがない社会にしたい!」という強い想いがあるからです。中学の社会科の授業を受けていたときに「社会」について学ぶこと、考えることの大切さを強く感じ、社会科の先生になろうと思っていました。

進路を決める時期に父の事業が廃業となり、大学への進学を諦めざるを得ない状況となり、同時に先生になるという夢を諦めました。結婚式を挙げる際にもお金があまりなくて、ウエディングドレスを借りることができませんでした。途方に暮れていた私に、伯父と伯母が、いとこのために作ったウエディングドレスを貸してくれました。披露宴では、ピンクのとても素敵なドレスを着ることができて、本当に嬉しくて、今も写真をリビングに飾っています。伯母は、ドレスだけではなく、食器なども惜しみなく「好きなのを持っていっていいよ」と言ってくれました。

そんな大好きな伯父が私の結婚式から1年も経たないうちに、経営していた会社の事業がうまく行かず、借金を苦に海に飛び込んで自殺をしてしまいました。苦しい状況だったことを私には全く知らせず、大事な娘さんのために作ったウエディングドレスを快く貸してくれた伯父に対して、本当に感謝の気持でいっぱいになりました。感謝の気持ちと同時に、「お金さえあれば伯父は亡くならずにんだのに」というやるせなさを覚えました。お金がないことにより人生を絶つ人、やりたいことを諦めなくてはならないということはとてもつらいことです。

 

みなさんの想いの実現をサポート

Giftに出会い、募金箱事業に関わることで、寄付の可能性と、多くの人の想いが集まることにより、一人の子どもの命を救うことができるということの尊さを感じました。 皆さんにも、自分だけではどうすることもできずに諦めてしまったことが一つや二つはあると思います。 例えば、「仕事を変えたいけど、生活をしていくためには今の仕事を続けなくてはならない。」「お店を出したいけれども、お金がなくて銀行も貸してくれず諦めてしまった」「NPOを立ち上げたけれども、継続するための資金がなく活動ができなくなってしまった」など…

「誰かのために」「社会のために」という想いを持って立ち上がった人たちが諦めてしまうことは、社会に対して損失になると思うのです。私はGiftの事業を通して、想いの芽が途中で枯れてしまわないように、そして花が咲くようにGiftが持つ様々な資源(スキル)を使いサポートしていきたいと思っています。

Giftには多様なメンバーが集まっています。

代表の小山は会計事務所で12年多くの事業の会計指導、経営の相談、資金調達の相談を受けてきました。副理事の荒川はコミュニティ・オーガナイジングのコーチとして、組織やチームの運営戦略に関わるコーチを数多く行っています。それ以外にも、キャリアコンサルタント、IT、法務、福祉など様々な分野で活躍するメンバーがいます。そんなGiftのメンバーが一丸となって想いの実現をサポートします。

 

みなさんのGiftも貸してください

私たちは、みなさんの想い、スキル、時間のことを、「Gift」と呼んでいます。誰もが持っている「Gift」を、社会のために、少しずつでも循環させていくことで、想いの種が花を咲かせていく=社会の課題が解決されることができると思うのです。一人の活動が大きなインパクトとなることもありますが、一人ひとりの力が小さくても集まることで大きな力となり、みんなの力でこの社会を変えていくことができたら、未来はもっと希望にあふれた世界となるのではないでしょうか?ぜひ、あなたのGiftを私たちと一緒に循環させていただけたら嬉しいです。

 

 

Our Story – Giftの歴史 –

ー以下は私たちGiftの歴史です。読み物としてお楽しみください。

【Gift創立】

Giftは、当時大学生だった喜田、荒川、遠藤の3人が「自分たちの力で社会を変えたい!」という想いで立ち上げた団体です。拡張型心筋症の「ななちゃんを救う会」の募金箱の設置したのが活動の始まりです。 「2億8000万円の寄付で一人の子どものいのちが救われる!」とあるお店に募金箱を置いていただいたところ、約3週間で19840円の寄付が集まりました。ずっしりと入った募金箱には、人の優しさが詰まった「温かい重み」を感じました。「寄付は社会を変えることができる。寄付文化がないと言われる日本だけれど、優しさが循環する社会を創りたい!」

そうして、私たちの活動は始まりました。

▶︎Coming soon