2020年5月29日

私たちの想い

あなたはNPOの役割をご存知でしょうか?

 

<NPOの役割>

現在、社会には行政や企業、プライベートなつながりによって満たされ ず、置き去りにされている社会的ニーズがあります。

NPOは上の図の2つの役割を担うことで社会的ニーズを満たすことを目指します。NPOにもっと様々な支援がなされれば、今よりも多くにニーズを満たすことができる豊かな公共になりますが、NPOと市民の関係性にはある課題があります。

 

Issue:NPOへの不信感が、寄付を妨げている

誰もが一度くらいレジで募金箱にお釣りを入れたり、街頭募金の呼びかけに答えて寄付をしたことがあるかと思います。一方、その寄付が役に立った実感がある方はあまりおられないと思います。

こちらは「平成28年度 市民の社会貢献に関する実態調査」の「寄付の妨げになる要因」の回答です。一番多いのは「経済的な余裕がない」ですが、続いて、次の2つの項目がそれぞれ3割近い割合で選ばれています。

 

「寄付先の団体NPO法人に対する不信感があり、信頼に欠けること」

「寄付をしても実際に役に立っていると思えないこと」

 

寄付をすることでしか得られない喜びがあるにも関わらず、不信感があるためにNPO活動に参加できないことはとてももったいないことだと私たちは考えています。

 

Mission:寄付を集めるNPOをサポートし、寄付の喜びを広げる

 

   

募金箱の写真をみると私たちはお店の人たちとのやりとりを思い出します。「やったー」「おめでとう」そんなお言葉を何度もいただきました。募金箱には目標金額と活動内容が書かれており、その金額が集まることには店員さんもお客さんもそのプロジェクトのファンになっていました。周りの人を信頼して寄付をお願いして、応援してもらうことは勇気が必要なことです。ですが、その勇気が周りの人を元気付けてもいるのです。

 

そして、そのチャレンジを無事果たして、報告する時に分かち合われる喜びは「寄付してよかった」という純粋な喜びと絆をつくってくれるのです。

 

Vision   :『Gift』が循環する楽しくて、豊かな公共を実現する

「寄付してよかった」という喜びで人と人が繋がれれば、新しいチャレンジにはより多くの寄付がなされていきます。寄付する人が失敗しても無駄にはならないと信じているからです。その信頼が応援する楽しさを生み出し、その楽しさがまた多くの応援者を増やしていくうねりとなっていきます。そんなうねりが”Gift”が循環する楽しくて豊かな公共です。

 

私たちと一緒にそんな世界に向けて歩んでくだされば嬉しいです。

 

Giftアイコン

 

 

 

ー特例認定NPO法人 Gift 一同

 

 

 

Message – 代表小山より ご挨拶 –

小山

父の不幸

創業メンバーの「寄付で社会を変えたい!」という想いに共感し、私小山もGiftに参画しました。その後代表としてGiftを継続してこられたのは、私自身「お金がないことで何かを諦めるようなことがない社会にしたい!」という強い想いがあるからです。中学の社会科の授業を受けていたときに「社会」について学ぶこと、考えることの大切さを強く感じ、社会科の先生になろうと思っていました。

進路を決める時期に父の事業が廃業となり、大学への進学を諦めざるを得ない状況となり、同時に先生になるという夢を諦めました。結婚式を挙げる際にもお金があまりなくて、ウエディングドレスを借りることができませんでした。途方に暮れていた私に、伯父と伯母が、いとこのために作ったウエディングドレスを貸してくれました。披露宴では、ピンクのとても素敵なドレスを着ることができて、本当に嬉しくて、今も写真をリビングに飾っています。伯母は、ドレスだけではなく、食器なども惜しみなく「好きなのを持っていっていいよ」と言ってくれました。

そんな大好きな伯父が私の結婚式から1年も経たないうちに、経営していた会社の事業がうまく行かず、借金を苦に海に飛び込んで自殺をしてしまいました。苦しい状況だったことを私には全く知らせず、大事な娘さんのために作ったウエディングドレスを快く貸してくれた伯父に対して、本当に感謝の気持でいっぱいになりました。感謝の気持ちと同時に、「お金さえあれば伯父は亡くならずにんだのに」というやるせなさを覚えました。お金がないことにより人生を絶つ人、やりたいことを諦めなくてはならないということはとてもつらいことです。

 

みなさんの想いの実現をサポート

Giftに出会い、募金箱事業に関わることで、寄付の可能性と、多くの人の想いが集まることにより、一人の子どもの命を救うことができるということの尊さを感じました。 皆さんにも、自分だけではどうすることもできずに諦めてしまったことが一つや二つはあると思います。 例えば、「仕事を変えたいけど、生活をしていくためには今の仕事を続けなくてはならない。」「お店を出したいけれども、お金がなくて銀行も貸してくれず諦めてしまった」「NPOを立ち上げたけれども、継続するための資金がなく活動ができなくなってしまった」など…

「誰かのために」「社会のために」という想いを持って立ち上がった人たちが諦めてしまうことは、社会に対して損失になると思うのです。私はGiftの事業を通して、想いの芽が途中で枯れてしまわないように、そして花が咲くようにGiftが持つ様々な資源(スキル)を使いサポートしていきたいと思っています。

Giftには多様なメンバーが集まっています。

代表の小山は会計事務所で12年多くの事業の会計指導、経営の相談、資金調達の相談を受けてきました。副理事の荒川はコミュニティ・オーガナイジングのコーチとして、組織やチームの運営戦略に関わるコーチを数多く行っています。それ以外にも、キャリアコンサルタント、IT、法務、福祉など様々な分野で活躍するメンバーがいます。そんなGiftのメンバーが一丸となって想いの実現をサポートします。

 

みなさんのGiftも貸してください

私たちは、みなさんの想い、スキル、時間のことを、「Gift」と呼んでいます。誰もが持っている「Gift」を、社会のために、少しずつでも循環させていくことで、想いの種が花を咲かせていく=社会の課題が解決されることができると思うのです。一人の活動が大きなインパクトとなることもありますが、一人ひとりの力が小さくても集まることで大きな力となり、みんなの力でこの社会を変えていくことができたら、未来はもっと希望にあふれた世界となるのではないでしょうか?ぜひ、あなたのGiftを私たちと一緒に循環させていただけたら嬉しいです。