情報化社会が進む中、この日本に様々な社会的課題がある。
視野を広げると国連が2025年に世界の課題を解決したい具体的な基準としてSDGsが挙げられている。
そんな現在社会において、課題解決に取り組む仕組みが、企業のCSR活動やCSV事業。
そしてわたしたちNPO法人である。
そんな多様な組織が課題としていることは?
日本に絞ってみると、以下の13カテゴリーがある。
1、環境
自然破壊、ヒートアイランド、ゴミ問題、放射能問題、生物多様性、地球温暖化、気候変動、異常気象、CO2排出
2、教育
待機児童、学級崩壊、途上国女子教育、識字率問題、ニート問題、子育て・育児
3、文化
文化財保護、スポーツ支援、伝統文化継承、日本文化発信、後継者問題
4、経済
所得格差、貧困、途上国支援、ブラック企業問題、密猟、タックスヘイブン、インフラ老朽化、大量生産・大量消費、雇用
5、倫理
動物保護、フェアトレード(公正取引)、企業倫理、ブラック企業問題、コンプライアンス、エシカルファッション、安楽死、代理出産、自殺、窃盗被害、腐敗防止、反競争的行為、コンプライアンス
6、人権
虐待・暴力、ダイバーシティ、ハラセメント、マイノリティ受容、障がい者雇用、家庭内問題、片親支援、ホームレス支援、LGBT支援、売春・援助交際、人身売買、先住民保護
7、労働
長時間労働、女性活躍推進、過労死、ワークライフバランス、女性リーダー育成、非正規雇用、強制労働・児童労働、ワーキングプア、労働安全衛生
8、人口
晩婚化、未婚化、高齢社会、人口増加、人口減少、移民受入れ、事業後継者問題、地域消滅
9、医療
介護問題、老老介護、医療格差、早期検査推進、セーフティネット問題、生活習慣病、薬物依存、公衆衛生
10、地域
病児保育、NPO支援、被災地支援、ボランティア活動、公共政策
11、資源
電力自由化、レアメタル、資源の枯渇、原子力、自然エネルギー、紛争鉱物、水問題
12、安全
防災・減災、個人情報保護、低年齢犯罪、性犯罪、詐欺、自然災害、戦争、ネットセキュリティ
13、食料
食の安全、食品廃棄、農業、干ばつ、飢餓、食品偽装、異物混入問題
少子高齢化の問題でみても
このままいけば、2015年の国勢調査で、日本の人口は、1億2709万人だが、2040年には9913万人、2060年には8674万人、2110年には4286万人になる。
少子化に関しては、1975年に出生率が2.0を割って現在では1.4程度になっている。つまり2人の夫婦から、1.4人の子供しかできないのだ。
このように現在の日本の世界の問題は未解決のままである。